ビジネスにもカジュアルにも着こなせる「スエード靴」。一足持っておくだけで、幅広いファッションに合わせることが出来るので、とても便利なアイテムです。ちなみに、「スエード靴ってなに?」という人のために少し補足。
スエード靴とは、なめした革の内側をサンドペーパーで起毛させた素材を使った靴のことです。見た目は、革のような布のような素材ですね。正しくは、「スウェード」と発音されます。この素材が発案されたのがスウェーデンだったことから、「スウェード」と呼ばれるようになったようです。
今回は、そんな便利アイテム「スエード靴」のおすすめブランドと、「スエード靴」を使ったおすすめコーディネートをまとめました。まだスエード靴を持ってない人は、この記事を参考に、ぜひ一足スエード靴を購入してみてくださいね。
メンズ必見!スエード靴のおすすめブランド10選
それでは早速、メンズにおすすめのスエード靴を取り扱うブランドを紹介していきます。スエード靴は、上質な革を加工して作られた素材なので、値段は高いものが多いですが、冒頭に書いたように、一足持っておけばビジネスにもカジュアルにも対応できます。とても便利なアイテムなので、ぜひお気に入りの一足を持っておくことをおすすめします。
1.「Clarks(クラークス)」
まず最初におすすめしたいブランドが「Clarks(クラークス)」です。メンズ向けの靴では、世界的に有名なブランドなので、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。上質な革を使っており、履き心地も抜群。さらに、質の良い革を使用しているものの、価格は20,000~30,000円と高くないので、コスパは最強です。
2.「CROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)」
続いては、イギリス最大のシューズブランド「CROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)」。良い靴が欲しいなら「クロケット&ジョーンズで買え」と言われるほど、人気のブランドです。その理由は、デザイン性と品質にあります。クロケット&ジョーンズの靴は、派手すぎず地味すぎない絶妙なバランスでデザインされています。また、素材は一級品の革を使用しているため、手入れをしっかり施せば、とても長持ちするんです。ただし、価格は8万円弱とちょっと高め。でも、長く履くことを考えれば、決して高い値段ではないかもしれません。
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3.「SANDERS(サンダース)」
次に紹介するのもイギリスのブランドで、「SANDERS(サンダース)」。サンダースは、ラルフローレンなどの有名ブランドのOEMを行っていたり、各国の警察や軍隊などの靴も製造していることで知られており、靴の丈夫さはお墨付き。また、高品質な靴を作っていながら、値段は5万円前後とコスパは上々です。
4.「Church’s(チャーチ)」
こちらも英国靴のブランド「Church’s(チャーチ)」。チャーチの特徴は、全体的に丸みを帯びた靴です。つま先もトンガっていないので、カジュアルに履きこなせます。価格は、安いもので6万円、高いもので10万円ほど。他のイギリス製の靴と同様に、良い革素材を使っており、品質は問題なしです。かっちりしたビジネス向けというよりは、普段の勝負靴として愛用されるのがいいのではないかと思います。
5.「SCOTCH GRAIN(スコッチ・グレイン)」
続いては、日本の革靴メーカー「SCOTCH GRAIN(スコッチ・グレイン)」。MADE IN JAPANなので、靴も日本人の足に合うと評判の高い革靴メーカーです。また、価格は3万円と高級ブランドに比べれば、手を出しやすい価格設定。もちろん、革の品質も他のブランドに比べて、引けを取りません。コスパがいいので、初めてスエード靴を買う人は、スコッチ・グレインを選んでもいいのではないかと思います。
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6.「CHEANEY(チーニー)」
武骨で英国ブランドらしい堅牢なつくりをモチーフとしている「CHEANEY(チーニー)」。英国靴は、つま先が細くなっているブランドが多いんですが、チーニーは、幅広で丸っぽくなっているので、履き心地は抜群に良いと評判です。価格は、6~7万円と英国靴にしてはお手頃な価格設定になっています。若者向けというよりは、アラサー以上の年代が好むフォルムではないでしょうか。
7.「Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)」
靴業界随一のコストパフォーマンスを誇ると言われる「Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)」。素材、デザイン共に、他のブランドにも劣らないんですが、その価格は3万円ちょっとで、かなりのお手頃価格に設定されています。最初にスエード靴に挑戦するなら、まずはコスパの良いジャランスリウァヤから始めると良いのでは?
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8.「SANTONI(サントーニ)」
「SANTONI(サントーニ)」は、イタリアの革靴ブランド。創業は1975年、他の革靴ブランドメーカーに比べると、若い会社ではあるものの、サントーニは世界中に名の知れている会社です。そして、サントーニの特徴は、靴に最高級の素材を使用していること。それだけに、値段も7~10万円と少し高め。自分へのご褒美として購入するにはピッタリのブランドです。
9.「REGAL(リーガル)」
続いては、国産靴の「REGAL(リーガル)」です。これまで高級ブランド靴ばかりを紹介したので、「ちょっと値段が高すぎる」と思われていた方は、このリーガルなんていかがでしょうか?価格は、1~2万円程度とリーズナブル。ただし、やはり他のブランド靴に比べると、革素材の品質が落ちてしまうのも確か。とりあえず、スエード靴にチャレンジしてみようという人は、リーガルもおすすめですよ。
10.「ALDEN(オールデン)」
最後に紹介するのは、アメリカの靴ブランド「ALDEN(オールデン)」です。オールデンは、「男なら誰でも憧れる」と言われるほど支持を集めている靴ブランドなんです。その特徴は、「コードバン」と呼ばれる希少な革素材を使用していることです。コードバンは、その希少さから「革のダイヤモンド」とも呼ばれています。当然、そこまでの高級ブランドなので、価格は10万円を超えてきます。まさに最高級の革靴なので、いつか手にしてみたいものですね。
スエード靴を使ったおすすめコーディネート
ここまでスエード靴のブランドを紹介してきましたが、気になるブランドは見つかりましたか?次に、スエード靴を使ったコーディネートの仕方を紹介します。コーディネートと言っても、冒頭で書いたように、スエード靴はビジネスからカジュアルまで、どんなシーンにでも使えるんですけどね。初めてスエード靴を使う人は、ぜひ参考にしてみてください。
デニムと合わせてカジュアルに履きこなす
まずは「デニム×スエード靴」のコーディネート。デニムの淡い青色と、スエードの茶色が見事にマッチしていますね。また、デニムの素材とスエードの素材、見た目は同じようなザラザラ感があるので、変にどちらかが浮いたりせず、自然に馴染ませることができます。一つポイントを挙げるなら、色の濃淡はできるだけ合わせた方が綺麗に見えます。濃い色のデニムなら、濃い色のスエード靴、といった感じですね。
華やかなスーツと合わせてパーティ仕様に
スエード靴は、華やかなパーティー服にも合いますね。革靴よりもラフな感じを出せるので、かしこまったパーティーでないときは、スエード靴でOKです。ビジネス上の食事会や友人の結婚式まで、スエード靴一つでこなせますね。ちなみに、コーディネートの基本ですが、靴とベルトの色は合わせるようにしましょう。靴とベルトの色が違うと、見た目が悪くなってしまいますので、ご注意を。
ビジネスシーンにもピッタリ合う
スエード靴はスーツにも合うので、もちろんビジネスシーンにもピッタリです。色の合わせ方としては「グレー×茶色」が最強ですね。もう少しフォーマルな色をチョイスするなら、写真のように「黒×黒」でもOKです。「黒×黒」がシンプル過ぎると感じる場合は、パンツの丈を短くして、くるぶしを見せるように履きこなせば、カジュアル感が出ます。ビジネスシーンでスエード靴を履く場合は、ぜひ参考にしてください。
スラックスと合わせて綺麗めカジュアルに
プライベートで出かけるときは、スラックスとスエード靴を合わせると、綺麗めカジュアルな着こなしができます。例えば、デートする女の子が「大人系女子」の綺麗めな人であれば、「スラックス×スエード靴」を着ていくとピッタリに相手に合わせることができます。また、スラックスの丈を短くすると、スエード靴の存在感が増しますので、好みで試してみてください。
くるぶしを見せて大人なセクシーさを出す
スエード靴と九分丈のパンツを合わせて、くるぶしを見せるように履くと大人セクシーを演出できます。基本的に、スエード靴の履きこなし方法は、普通の革靴と一緒ですね。「くるぶし見せ」は、年代問わずできるファッションなので、スエード靴を購入した際は、ぜひトライしてみてください。
メンズは一足持っておくべき!万能アイテム「スエード靴」
スエード靴のおすすめブランドとコーディネートの方法について書いてきましたが、いかがでしたか?確かにブランド物のスエード靴は、そこそこの値段がしますが、スエードは革製品なので、しっかり手入れをしてあげれば、長く履くことができます。一足だけでも、お気に入りのブランド靴を買っておいて、長い間大切に使えば十分に元は取れると思います。
また、冒頭でも書いたように、スエード靴はフォーマルでも、カジュアルでも合わせることができるので、一足持っておけば、本当に便利です。まだスエード靴を持ってない人は、この記事を参考に、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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